皆さん、こんにちは。岡山県内を中心に住まいの新築・リフォーム工事、土地活用などを手掛けている株式会社クレストホームです。
10月になり、朝や夜が少し冷え込む日も出てきましたね。浴室や脱衣所が寒くてお風呂に入るのが少し億劫になる方もいるのではないでしょうか。浴室が寒い場合、特に高齢の方がいる家庭ではヒートショックに注意が必要です。寒いお風呂は快適な入浴が難しいだけでなく、健康面でも問題もあります。本記事では、これからの寒い季節でも快適な入浴が実現できる浴室のリフォームをご紹介します。
お風呂が寒くなる原因は?
お風呂が寒くなる原因は大きく2つです。
・窓や扉の断熱性能が低い
・床の保温性が低い
〇 窓や扉の断熱性能が低い
断熱性能の低い窓では、窓の周りの空気がどんどん冷やされてしまいます。また、窓や扉の隙間があると、冷気が入り込むと同時に暖気は出ていき、なかなか浴室が暖まりません。窓のサッシがアルミニウム構造の場合は、熱伝導率が高いため暖かい空気を外へ逃がしてしまいます。築年数が重なっていくと、ゴムパッキン類の劣化やタイルのひび割れ等経年劣化による断熱性能の低下も見られてきます。
〇床・壁・天井の保温性が低い
昔ながらのお風呂では、水に強く、耐久性があるタイルが主に使用されていました。
また、壁や天井に断熱材が入っていないことが多く、浴室内に全く保温性がない可能性もあります。あるいは壁や床事態が薄く、外気の影響を受けやすいこともあります。
他にも、浴室の日当たりが悪い、24時間換気システムにより外気が常に入り込むことなどもお風呂が寒くなる原因に考えられます。
すぐに試せるお風呂の寒さ対策
〇窓に断熱シートを張る
窓に断熱シートを張ることで外気からの影響を減らし、浴室内の空気が冷えることを予防できます。気泡緩衝材(プチプチ)でも代用ができるます。なお、どちらもホームセンターやネット通販で購入が可能です。
〇お風呂の床にマット敷く
床が冷たい場合はお風呂専用のマットがありますのでそちらを使うことをお勧めします。床からの冷えだけでなく滑り止めにもなるので転倒予防にもなります。入浴後は敷いたままにせずに洗って干しておくとカビの発生を防ぐことができます。専用のマットが見つからない場合はすのこでも可能です。
〇入浴前に浴室を熱いシャワーで温めておく
入浴前にシャワーを使い浴室内を温めておくと急激な温度差は避けやすくなります。
水道代も気になる!という方もいるかもしれません。その場合は、あえてお風呂掃除は入浴前にされることをおすすめします。洗剤などを使いきれいにした後の仕上げは熱いお湯シャワーで流すとシャワーの蒸気で浴室内を暖めておくことができます。
お風呂リフォームによって寒さを対策する方法
お風呂の寒さ対策としてリフォームを検討する家庭も多いでしょう。寒さを解消できるリフォームの内容や費用の目安などをまとめました。
在来工法からシステムバス(ユニットバス)に変更する
築年数の古い家の浴室のほとんどが在来工法の浴室です。なので、浴室全体のリフォームを行う場合は、在来工法からシステムバスに変更をおすすめします。在来工法は古くから日本にある施工方法で、床や壁・天井などの素材を組み合わせてお風呂場を作ります。一方のシステムバスは浴槽・床・壁・天井が一体化しており、住宅の中にそのまま組み入れるため、二重構造になるのが特徴です。そのため、在来工法に比べて断熱性や保温性に優れています。各メーカーからさまざまな保温性や機能に優れたシステムバスが販売されています。
床や壁・天井・浴槽の下などに断熱材が入っているため、冬でも暖かいお風呂を手に入れられるのです。在来工法からシステムバスへの変更リフォームにかかる費用は、70万~150万円前後が相場といわれています。もちろん、浴室の広さや設備のグレードによっても費用は変わってくるため、さらに、古いシステムバスから最新のシステムバスに変更することでお風呂の断熱性を高める方法もあります。その場合、費用の目安は70万~80万円前後です。
窓の断熱リフォーム
浴室の窓を部分的に断熱リフォームする方法もあります。内窓を取り付けて冷気が入ってくるのを防ぎます。サッシとサッシの間に空気層ができるため、より断熱効果を高められるでしょう。また、外窓交換の場合は複層ガラスを採用し、サッシはアルミニウムと樹脂のハイブリッド構造を取り付けることでより高い断熱性を実現できます。部分的な断熱リフォームには、浴室内の暖かい空気を外に逃がさず、外の冷たい空気が浴室内に入り込むのを防ぐ効果がある為、こまめな追い炊きが必要なくなり、光熱費の節約にもつながるでしょう。窓リフォームにかかる費用は、10~30万円前後が相場といわれています。
浴室暖房乾燥機を導入する
「もっと手軽に寒さ対策をしたい」という人にオススメなのが、浴室乾燥暖房機の導入です。スイッチを入れるだけで浴室内を暖められるため、ヒートショック対策にも効果があります。形状は天井埋め込みタイプと壁掛けタイプがあり、既存の換気口を利用して設置できるものが特に人気です。
暖房機能だけでなく、換気や乾燥・衣類乾燥・涼風などさまざまな機能が付いているため、さまざまな使い方ができます。最新の浴室暖房乾燥機にはミストサウナ機能なども付いており、バスタイムをより快適で楽しいものにできるでしょう。浴室暖房乾燥機の設置費用は、12万~20万円前後が相場です。もちろん搭載されている機能によって費用も大きく変わるため、どんな機能が欲しいかじっくり考えてみるとよいでしょう。また、浴室だけでなく脱衣所も暖めてくれるタイプもあります。脱衣所と浴室の寒暖差をなくし、安心してお風呂に入れるようになるため、検討してみてください。浴室と脱衣所を同時に暖めるタイプだと、設置費用は18万~25万円前後が相場です。
コストを押さえるコツは? 補助金も使えるの?
〇コストを押さえる方法
・必要な機能を見極めて、同じ機能の製品のなかで安価な製品を選ぶ
・複数の会社に見積もりをとって、工事費の割安な会社を選ぶ
数あるメーカーや製品の中からぴったりのものを選ぶのは大変ですが、リフォーム会社に依頼するときに予算と希望を伝えれば、それに見合った製品を選んでくれます。希望と合致しないものを勧めてくるような会社の場合は相性が悪いと思うので、別の会社にも依頼してみましょう。
〇リフォームの補助金制度
リフォーム費用を押さえるポイントとしてチェックしておきたいのが、リフォームに対する補助金制度。補助金制度は自治体によって内容が異なるので、事前に確認しましょう。リフォーム会社に相談すると詳細を教えてくれる場合が多いです。
・省エネリフォーム
エコ住宅設備の設置、窓の断熱化、高効率給湯器・高断熱浴槽・節湯水栓の設置など
→工事内容により補助金金額が異なる。上限:5,000円~200万円
・バリアフリーリフォーム
手すりの設置、段差の解消など
→介護保険制度で要支援・要介護認定を受けた人が対象で、18万円を上限に補助
→介護保険制度に関係なく、「高齢者住宅改修費支援制度」「障害者住宅改修費助成制度」がある自治体もあるので、お住まいの自治体に確認をしてください。
住宅省エネ2024キャンペーンは、子育てエコホーム事業、先進的窓リノベ2024事業、給湯省エネ2024事業を利用できる可能性があります。条件を満たせば、工事にかかった費用の一部を貰えるため、経済的な負担を抑えられます。リフォームであればどの世帯も対象です!
なお、制度を利用するためには登録事業者に施工を依頼し、申請受付期間内に工事を完了させることが必要です。
冬の寒いお風呂を快適なお風呂時間にします!
今回の記事では、寒いお風呂を解消する方法についてご紹介しましたが、役立つ情報や知識は得られたでしょうか。寒さでお風呂の楽しみが半減してしまわないよう、しっかりと断熱をして、暖かく快適な空間へとリフォームしませんか。家族みんなが心も体もリラックスできる空間へと、きっと生まれ変わるはずです。
岡山県で、住まいの新築・リフォーム工事、土地活用をトータルサポートしているクレストホーム。私たちは、お客様一人ひとりに寄り添い、最適な住まいをご提案いたします。
土地探しから、設計、建築、そしてアフターメンテナンスまで、住まいに関するすべてをお任せください。経験豊富なスタッフが、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。
「古くなった家を建て替えたい」「こんな間取りにしたい」「水回り設備を新しくしたい」など、どんなご要望にも柔軟に対応いたします。
また、リフォーム工事も得意としております。多くのご要望に応えられる技術力と創造力を駆使して、希望通りもしくはそれ以上の価値ある住まいに生まれ変わらせます。
住まいに関する様々なお悩みをぜひお聞かせください。クレストホームが、お客様の理想の住まいづくりをお手伝いいたします。
弊社は住宅省エネキャンペーン2024登録事業者です!
無料相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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